『帰り道〜越前リョーマ〜』 はぁ〜、部活で遅くなっちゃったよ〜、疲れた…。 早く帰らなきゃ…、街灯ももうついちゃってる。 トントン。 え?誰?肩叩くなんて、って、 あ越前…。 むにっ。 振り向きざまに私のほっぺに越前の人指し指が…。 悔しい〜! こんな古典的なものにひっかかるなんて〜! 「まだまだだね。」 …。 しかも、それだけで行っちゃわないでよ! 「待ってよ!ちょっと!」 歩くの早いなぁ。 追いつくの大変だし…。 「越前も部活?すごいじゃん、青学テニス部レギュラー!」 「どーも。」 越前とはクラスが同じで席が近くて結構仲いい。 あっちはどうおもってるか知らないけど、私は…。 でも、あいつファンクラブがあるとかで、なんかすごい…。 でも、こんな並んで歩けるなんてラッキーかな…。 「越前さぁ、ファンクラブとかあるんでしょ?気分はどんななの?」 「どんなって…、そんなのあるの知らないし、別に。」 「なに他人事みたいに〜!満更でもないんじゃないの〜?」 「…。」 あれ…?怒ってる?あ〜、私っていっつもそう…。 余計な事をペラペラと。 しかも、好きな男の子の前だと特に…。 それで嫌われちゃうのがいつもの失恋パターン。 …、沈黙が重い〜。 「…俺こっちだから。」 「あ…、うん。あの…、ごめんね。なんか気に障っちゃった みたいで…。私、無神経で鈍感だから…。」 「ほんと、鈍感だよね。」 そんなはっきり言わなくても…。 しかも、人の顔も見ないで歩きながらなんていくらなんでも酷すぎ…。 「ほんとに気付いてないんだもんね…。 好きでもないやつにさっきみたいな事するわけないでしょ?」 え?それって何?どーゆー事?そーいう意味で 取っちゃっていいんだよね? もしそうでも人の返事も聞かずどんどん帰るなよ…。 あ、いいこと思いついちゃった! あぁ、唯でさえ追い付くのが大変なのに、 気付かれないように追いつくのって大変。 よし!トントン。 「何?」 …、 折角さっきのお返ししてやろうと思ったのに指と逆の方向くなんて…。 捻くれ者! 「おまえのすることくらいお見通し。まだまだだね。」 追い打ちの一言。計画が台無しじゃない! 「もう!折角さっきのお返ししてさっきの言葉 そのまんま返してやろうと思ったのに!」 「?」 「『好きでもないやつにこんなことしない』よ!」 「…知ってる。」 人の一生一大の告白を…。 「じゃ、明日ね。」 あんた他にないわけ…? もう!しょうがないな! でもまーそんなとこも好きだけど…。 早速ノロケになっちゃったわ…。 ←戻る ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 初★ドリーム。 否定し続けたドリーマーっぷりが全開になってしまいましたわ。 ドリーム書くの楽しい…。(小声) ドリーマーは否定し続けますけどね!