さよなら の僕に対する恋人としての最後の言葉。 寂しすぎるよ・・・。 どうして僕にも一言くらい言わせてくれなかったの? 『regret 〜episode2〜』 がハオに別れを告げてからどれくらい経っただろう。 あれから、に対する嫌がらせはパタリと止んだ。 嘘みたいに。 それはまるでハオとの楽しかった日々もなかったかのように。 そんなことを思うと自然と涙が出てくる。 自分からハオのことを振ったのに。 「?どしたの・・・?」 声の方を振り返るとそこにいたのはオパチョ。 泣いていたを心配いて声をかけてくれた。 「あ・・・、ごめん。なんでもないよ?」 は無理に明るく振る舞い、オパチョに優しく笑いかけた。 「それ、悪い癖だって、ハオ様言ってた・・・。」 「え・・・?」 オパチョの思いがけない言葉には少し戸惑ってしまった。 どうしてハオがいきなり出てきたのか、 悪い癖って・・・? 「はいつも一人で色々抱え込むって。それ悪い癖よ?」 オパチョは首を少し横に傾げ、の顔を覗き込みながら言った。 それは恐らくハオが言っていた事なのだろう。 そう思うとはまた涙を流した。 ハオがそんなに自分のこと思っていてくれたなんて。 は涙を流しながらオパチョに言った。 「・・・でもね、ハオには迷惑も心配もかけられないの・・・。 だって・・・大好きなんだもん。」 それをオパチョに言い終わると同時くらいに オパチョはとは逆の方向を向いた。 「あ!ハオ様ぁ〜!」 嬉しそうにそう言うとパタパタとハオの方に走っていった。 はハオの姿を見てどうすることもできなくなってしまった。 どんな顔をして逢えばいいのか。 頭の中はもう真っ白だった。 「・・・。」 そう呼ばれての頭の思考回路が繋がったとき は思いもよらないところにいた。 ハオの腕の中。 もう二度と戻れるはずのなかった場所。 一番好きだった場所。 「ハオ・・・!放して!もう私たちそんなんじゃないじゃない・・・。」 は抵抗してみるが敵うはずはない。 も本気で抵抗出来ていないのだから当たり前だ。 「放さない・・・。もう二度と。」 「何言って・・・!ダメ!放して!」 「今オパチョに言ってたこと・・・聞こえたよ。 なんであの時嫌いだなんて言ったの?」 ハオはを抱きしめたまま問いかけた。 いつになく真剣な表情で。 「それは・・・だって・・・」 「嫌いだって言われたからと別れようと思った。 別れてには別の人と幸せになって欲しかった。 でも今言ったことは?」 「あれは・・・」 「何か隠してるよね?どうしてもっと頼ってくれないの? そんなに頼りないかな・・・?」 「そんなことない!!」 今まで答えられなかったは急に大きな声でハオに答えた。 「じゃあなんで・・・?」 「だって・・・言ったらハオは悲しむもの・・・。 私、ハオが悲しむのなんか見たくない! ハオにはずっとずっと幸せでいてもらいたいの・・・。」 少し緩んだハオの腕を払いのけるとはハオの綺麗な目を見つめた。 もう二度と見ることが出来ないと思っていた。 ハオは少し微笑むとまたを抱きしめた。 「ありがとう。 でもね、僕はが側にいてくれなきゃ幸せにはなれないんだ。 もし、まだ僕のことを思ってくれてるなら側にいて欲しい。」 の目からいったん止まったはずの涙が再び流れてきた。 胸がいっぱいでしばらく言葉が出てこなかった。 「・・・。」 「・・・でも・・・私が側にいたら・・・ハオに迷惑かかっちゃう・・・」 「そんなことはどうでもいい。さえいてくれれば どんなことでも耐えられるから。」 「・・・私、ハオの側にいたい・・・。ずっとずっと貴方の側に。」 ハオの真っ直ぐな気持ちを受けて、はやっと本音を言うことが出来た。 「ありがとう、愛してるよ。」 ハオが囁いてくれた言葉。 この一言だけで・・・。 もう何もいらない。 嫌がらせはまた始まった。 ハオには嫌がらせの事は言っていない。 でも私は少し強くなりました。 ハオが側にいてくれることが解るから。 貴方はいつもここにいてくれる。 私もいつもここにいるから。 ←BACK ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ☆あとがき☆ これはBBSの方でリク、というか提案していただいたので書きました。 いかがなもんでしょう? こんなんで・・・。 また私の個人的シュミが入ってるという・・・。 ごめんなさい。 今回のBGMはですね・・・・ Gackt氏だったんです。 友人よ、ありがとう! 使っちゃったvvv えへ☆ 語りかけているその友人本人は多分私が何を聞いて書いたかは 想像がつくことでしょう。 でも、最後2行はやっぱり個人的シュミ。 私の大好きな方の作詞作曲の歌のイメージ。 ていうか、題名そのまま入ってるし。(笑) ゴメンナサイごめんなさい御免なさい。 最後まで読んでくださってありがとうございました。