>




〜欲しいモノ〜 「ハオ様。」 「ん?…どうしたのかな?」 「葉様…本当にこのまま辞退されちゃうんですか? XLowsなんかのせいで!私は我慢なりません…。」 ハオは暗い空に美しく光る星に目を移して答えた。 「そうだね…。でもこれは葉自身が決めたことだろう? だから今は僕達が手を出すところではないと思うんだ。」 「あっ…。確かにその通りですね…。ごめんなさい、私そこまで…」 「」 「なんですか?ハオ様。」 「いや…今はプライベートだよ? ここのところは忙しそうにしていて なかなか僕のところに来なかったからね。」 そう言われ、ハッとしては口調を変えた。 「ごめんなさい、ハオ。葉様の方の様子を見に行っていたから…」 「知ってるよ。ご苦労だったね。…でも、葉のところへは行って 僕の所へは来ないっていうのはどういうことかな?」 ハオは困った顔のを面白そうにみつめている。 「僕に逢いたくはなかったのかな?」 「違うっ!」 は反射的に大声を上げてしまったの気付き口元を覆った。 すっとハオの手が伸びてきての手をどけ、そのまま口づける。 「んっ…。」 息をしようとするがハオはそれさえ許しはしない。 耳許で小さく 「今日は少しばかりおしおきをしようと思って呼んだんだから この位じゃ許さないよ?」 「そんな…」 「おや?わかってないみたいだね…。自分のしたことを。」 「わかってるよぉ。だって…葉様のことが気になって…。」 「…それはどういう意味?」 は墓穴を堀ったことに気付いたが時すでに遅し。 そのまま強引に腕の中へ抱き寄せられ、耳許で 「どういう意味?」 などと意地悪げに問い詰められる。 「だからっそれはハオの子孫だしっ…」 その次に言おうとした言葉は慌てて押さえた。 (あそこまでハオ様に似てると…) それを言ったら余計ひどくなるのは分かりきっている。 「ふぅん。僕に似てるからほっとけないって? …ってことは葉のこともそういう目で見てるってことだね。」 「違っ…!」 甘かった。 (この人相手には何一つ隠せないんだった…。) 何もかも見透かされる。 「」 呼ばれて我に返ると優しい目つきのハオがいた。 (分かってくれた…のかな。) 少し安心したのだが、唇を重ねてくるハオはいつもより強引だった。 やっとのことで顔を上げてみると…再び 甘かった というしかなかった。 笑顔の意味を取り違えたらしい。 ハオの笑顔の意図するのは 逃げられない状況へ陥ったを これからどうするかということを考えての楽しみ、 みたいなものだったらしい。 にしてみれば最悪な状況ということになる。 もう一度顔をあげてみると 今度は少し苦い顔のハオが眼に映った。 「」 「・・・なっ何でしょう?」 「さっきの続きは?」 「えっ?さっきのって?」 「僕の質問の答え。」 「違うって言おうとしたやつ・・・?」 「その続き。」 「心を読んだんじゃなかったの?」 「・・・。」 その時のハオの顔をみて、気付いた。 「私が愛してるのはハオ様だけです。」 言葉にして欲しいのだと。 心だけでなく言葉も欲しいのだと。 二つないと安心出来ないのだと。 答えのかわりは優しいキス。 きっとそのことに気付かれて 気恥ずかしいんだろう。 ハオの顔は見れなかった。 それでも気になって顔を上げると 首筋に唇がおりてきた。 「・・・つっ!」 痛みが走りはっとした。 印をつけられたのだと気付いたが、 「こっこんなところじゃあ・・・  服で隠すのも難しい・・・っていうより  無理・・・。」 「さっきおしおきだっていったろう?」 「!!」 こんな形のおしおきなんて嫌だ・・・。 そんな思いもむなしくやっぱり何であろうと ハオ様にはかなわないと思うであった。 ←BACK ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ キリ番作品です・・・。 刹那戮様に捧げます。遅くなってすみません!! (遅いにもほどが・・・;) 甘甘のってことでしたが、甘いとは 言えない気がしますし; 途中から裏行きの内容にしたかったんですけど キリ作ってことで我慢を; ・・・でもそのうち書いちゃうかも (死) そのほうが自分的に満足いきそうだし♪(←何に;) 途中からかなり急いで書いたもので。 ごめんなさい、遅い&ヘボイで(泣) お許しください!!!