魂の記憶 〜2〜 ハオと別れた後 とりあえず小さな宿を確保した。 疲れているのですぐ寝られるだろうと思ったのだが、 いまいち寝付けなかった。 しかたがないから、ハオとの接点を思いだそう・・・ そう考えた途端、 突然眠くなり そのまま夢の世界へと引きずりこまれてしまった。 は夢の中にいた。 自分で夢だとわかる。 夢なのにあまりにハッキリしている。 とても異様に感じたけれど、 自分はという名の貴族の姫であり、 凄い霊媒体質だということ、 父の名も母の名も、 すべてを知っている、そういう感じだった。 …それともうひとつ重要なことも。 自分には婚約者がいる。 名前は…葉王。 麻倉葉王。 出会ったのは葉王がの屋敷にお払いにきたとき。 自身もおはらい位は出来たのだが、 まぁここはプロの仕事であり、 麻倉の者が皇室につかえる者の家をまわるのは恒例になっていた。 その日はもお払いの席に顔をださなくては ならなかったので神棚のある部屋へ行った。 そこにいたのが葉王だった。 「あっ…新しい方なんですね。」 「はい。これからは僕がまわることになりました」 「宜しくお願い致しますね、私はと申します。」 「葉王、麻倉葉王です。こちらこそ…」 その時突然が倒れた。 急に身体に何かが入りこんできたような気がして、 それと同時に意識が消えた。 葉王が支えたので床に直撃だけは免れたのだが・・・。 部屋に入って来た女中が慌てて医師を呼ぼうとしたが、葉王が拒んだ。 「御主人に伝えて下さい。悪霊の仕業です。 それから…様の部屋は何処でしょう。僕がお連れします。」 「あっこちらです…。」 葉王は腕で支えていたをひょいと抱き上げ、 女中の後をついて行った。 部屋にはすでに床が用意されていたので葉王はをそっとおろした。 ちょうどそこにの父がかけつけて来た。 「おお、!…葉王殿、迷惑をおかけしたな。」 「いえ。それよりすぐに除霊にかかります。」 皆が駆けつけて来た前で葉王は何やら呪文を唱え始めた。 するとの身体に異変が起きた。苦しみだしたのだ。 「出てゆけ!」 そう叫ぶとはピタリと苦しむのをやめた。 そして 「行け!」 葉王が仕向けた御霊に、とり憑いていた霊はやられたらしく 辺りは静かになった。 NEXT
ついにやってしまった婚約者ネタ・・・ 微妙に中途半端な終わらせ方です; 続けます、またしても。 話考えるのは面白いけど、な〜んか文中、言葉使いとか すごい間違え多そうです・・・。 気付いたら教えてくださると嬉しいです。 あと感想なども是非下さい!!