「・・・ハオは気付いてるんだよね?」



「あぁ。でも少しわからないかな。」



「炎耶様は火の神で・・・」



「火?・・・へぇ。」


ハオがにやりと笑った。


なんと言おうがスピリットオブファイアを


従がえるハオにとって火は恐れるに足りない。


同じ系統の使い手ならばやり甲斐があるというもの。





「・・・ハオ・・・何を考えているの。」






「決まっているさ。その神を消してやる。」





「!!」




「神なんかの気まぐれに付き合う気はない。」




を呪縛から解き放ってやる。


神がこういった呪をかける時は決まっている。


その人間を気に入ったから。


特にその家の守り神をしているものは


生まれると同時にその者の全てを見抜き


愛してしまうことがある。


神のきまぐれ。


実際ハオがそう解釈しているこの現象は


珍しいものではない。


「でも・・・」


「何だい?」


「家の守り神なんだよ?炎耶様は・・・」


「それが?」


ハオは自信に溢れているからそういうけれど、


普通の人間ならば守り神・・・一般的に


神と呼ばれる存在は崇め、時には恐れるものである。


には家を守るという役目が課せられているから


個人の意思でそう簡単に決められることでは無かった。


だから今まで従がってきた。


「は神を従がえているだろう?

 なのに何故神を恐れる?」



「えっ・・・。」



そう考えた事は無かった。


ただ家の守り神で・・・それもとても


大きい家の、強い炎の力を持った守護神。


直接姿をみたことは無いけれど、幾度か


会話・・・をしたことはある。


条件に従がっていれば家は確実に護る。


その時微かに感じた力の大きさは確かに


神であり、その時まだ幼かったには


恐ろしくてたまらなかった。


幼いながらも当主の座にあり、一族を


守らなくてはならないという責任感を


強くもっていたにはその神に逆らうなど


言語道断、考えもしないことだった。





その神を、ハオは消すと言った




炎耶の真の力の大きさを知らないには


無理とは思わなくても、絶対に大丈夫とも


言い切れない。


不安な気持ちは拭い去れなかった。





しかし





ふと顔を上げると、深刻な顔をしていた


の顔をみて ・ ・ ・





ハオが微笑んだ




それだけで、どうでも良くなった。


ハオの笑顔を見ると、自分の悩みは


小さくて下らなく思えてくる。




「・・・私、今小さかったみたい。」



やりもしないで悩むなんて小さすぎる。


少なくともハオの傍にいる今は、


もう少し大きくなろう。







鳥は籠から飛び立とうとしていた。


・・・だが、それに気付いた神がそう簡単に逃がす筈もなかった。




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はいはい、久々の更新です〜♪

なんか言い訳しても見苦しいだけかなぁ?

この夢は書いてる私が一番恥かしいです;

どんっどんオリジナル化していくし。

なんか勝手に変な名前とか設定作ってるし?

こんなの載せていいのか?!

って最近本気で悩みます。

もはや何も言わない方がいいですかね。。。



あっ一つだけ。炎耶って勝手に私が作ったんですけど、

エンヤって読むつもりです。

炎でエン、耶は何となく;

歌手のエンヤとダブってるの、

今カタカナで書いて初めて気付きました(笑)


では感想などお待ちしております♪

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